【成功者の愛読書】押切もえさん / ファッションモデル、作家

押切もえ

[引用] http://style.nikkei.com/

押切もえさん トップ3人気モデルとしてブレイク

ファッションモデル、作家

押切もえさんといえば、人気ファッション誌である『CanCam』の誌面を飾るモデルとして活躍し、蛯原友里さん、山田優さんとトップ3人気モデルとしてブレイク。

特に同世代の女性からの支持が高く、カジュアルでもフォーマルでもファッションリーダーとして人気を博し、雑誌の誌面で着用した服は発売日からメーカーに問い合わせが殺到、販売店では売り切れることもしばしばあったといいます。その後、専属モデルとして『AneCan』に移り、蛯原友里さんと高垣麗子さんと共に雑誌を盛り上げてきました。

10代から読者モデルを始め、トップモデルにまで上りつめた押切さん。その才能は、タレント活動だけでなく、絵画では二科展に入選、また、エッセイの『モデル失格』、小説の『浅き夢見し』、『永遠とは違う一日』などを執筆するなど、マルチに活躍しています。

また、過去にはホノルルマラソンを4時間32分で完走するなど、スポーツマンの一面もあり、「英語でしゃべらナイト」の出演を通じて、英会話の学習にも奮闘してきました。

押切もえさんの愛読書とは?

肩ごしの恋人 (集英社文庫)

肩ごしの恋人 (集英社文庫)

司馬遼太郎 :著

書籍の詳細

欲しいものは欲しい、結婚3回目の女「るり子」と、仕事も恋にものめりこめないクールな「萌」。性格も考え方も正反対だけど、親友同士で、幼なじみの27歳。

対照的なこの二人が、恋と友情を通してそれぞれに模索する“幸せ”のかたちとは。

女性から圧倒的な「共感」を集めた直木賞受賞作。

押切もえさんは、この作品についてこう語っています。

唯川恵さんは、学生時代から愛読していた大好きな作家さん。中でも『肩ごしの恋人』は折に触れて読み返す一冊です。

クールな「萌」と、自由奔放な「るり子」という、性格が正反対の親友同士の恋と友情の物語。自他ともに認める「同性から嫌われる」タイプのるり子を、私も最初は苦手だったのですが、どこかに羨む気持ちがあることに気づいたんです。

そしてラスト、〈不幸になることを考えるのは現実で、幸せになることを考えるのは幻想なの?〉というるり子の言葉に衝撃を受けました。

ああ、そうだなと。

るり子のように、幸せになろうとしない限り、幸せにはなれないのだと。傲慢になってはダメだけれど、時には嫌われてもいいから、自分のやりたいことを貫く強さを持とうと、教えられました。

唯川さんには実際にお会いする機会があったんですが、その時、山本周五郎賞の候補になった私の小説に対して、温かい言葉を下さった上で、少し優等生感が見えたと評されました。

この言葉を聞いて、目の前の靄がパッと晴れたような気がしたんですね。自分でもまさにそれが弱点だと感じていたから。 現実でも小説でも、良い子でなくていい、心のままに突き進めと教えて下さった唯川さんに感謝しています。

著者について

唯川恵

1955年金沢市生まれ。 金沢女子短期大学(現金沢学院短期大学)の情報処理学科を卒業後、北國銀行に就職。10年間のOL生活の中で、茶道、華道、洋裁、エアロビクス、三味線、など多くの習い事に挑戦するが長続きしなかった。

その中で、唯一続けていた日記から、ふと小説を書いてみようという気になる。

1984年、29歳の時に『海色の午後』で集英社第3回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー。その後、ホラー的色調の濃い『めまい』や、サスペンス小説の『刹那に似てせつなく』で高評価を得て注目される。数々の恋愛小説を発表後、2001年に『肩ごしの恋人』にて直木賞を受賞。

出典

http://style.nikkei.com/

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